2020年9月18日より新たな評価方法がスタート
ピックゴーはスポット、チャター便とエントリーをして当選すれば仕事ができるシステムですが、従来まで"カピスター"と呼ばれる星5点満点の評価システムが運用されていました。
荷主さんのドライバー選考に影響するだけでなく、人気案件や長距離高額運賃の案件においては4.9点以下の人はエントリーできない内容でした。
主にカピスター評価が下がる要因としては、運行報告の漏れ、遅刻等です。
今回の変更は運行"実績"を評価に加える事である
従来のカピスター評価制度では、日頃から地道に運行を行なっているドライバーに対しての評価は入っていませんでした。ミスしたら点数が下がるだけでしたからね。
実際はいままでも運行回数が多い人ほど当選しやすくなる、隠れパラメータのような物があったのかな、と自分は感じていましたがあくまで推測です、ではどうなったか。
ピックゴースコアの中身
新スコアは1000点満点になりました、高額案件・人気案件のエントリー制限は880点以上、さらに人気案件は900点以上必要。
評価項目が細分化されいままで通りの運行報告、規則遵守の評価項目と"装備品"という項目ができました
台車やヘルメット等7項目の装備を持っているか登録することによりポイントがつきます。まぁ普通に軽貨物やってる人なら持ってる物なので、ここで他の人と点差をつけることは不可能です。
運行回数をこなさないと高額案件は完全におあずけ
自分の場合、カピスター5.0で運行報告・装備品すべて満点ですが、スコアは816となりました。これでは人気案件の最低条件である880点に満たないですね。
どうやら自分の運行回数の少なさが評価不足の原因のようです。いままではエントリーできたものができなくなったので、事実上ドライバーの絞り込みとなりました。新システムの売り文句"実績"が足りないのです。
"実績"をあげるには
さて、晴れて人気案件にエントリーできるようになるためにはどうすれば良いのか?
現在わかってる情報からまとめてみました。
買い物代行
今、ピックゴーが推している個人向けの買い物代行を行うのが、一番加点されるようです。
通常の案件をこなす
まぁ当然ですよね、案件の当選倍率などにより1案件あたりの加点は違うようです。買い物代行をせずに880点を超えるには1日1運行はしないといけないかもしれません。自分のように他の仕事の合間にピックゴー案件をやってる人間には厳しいですね、まぁ実績ですから仕方ないのか。
エントリーする
エントリーだけでも活動"実績"として認められるようになりました。運行の実績に比べればかなり低い加点でしょうが、落選メールを受け取るだけの無駄な作業ではなくなりました。
評価のタイミング
運行報告等、規則遵守は随時点数が反映されると思いますが、上記の運行評価は直近30日の実績を週一回更新されるようです。
点数が足りない場合は案件の動きがありそうな時期に向けて、買い物代行案件に狙いをつけるなど作戦を組むのもありですね。
"実績"を積み続けないと振り落とされる
評価が積み上がって満点達成で終わり、ではなく運行・活動しなければ点数が下がっていくシステムなので、随時ピックゴーの運行を行いドライバーの評価をあげなければ800点どころか600点くらいまで下がるようです。
残念ながら自分のような運行方法だと基準点に達するのが難しく、以前のように時々遠くへ行く案件などできなくなってしまいます。
案件数の少ない東京以外の地域ではどうなってしまうのだろう?という疑問もあるのですが、案件毎に評価も違うようですしなんせまだはじまったばかりなので、調整されながら良いシステムになることを願います。