軽貨物、開業から月50万円の稼ぎ方まで全部解説します
軽貨物の仕事はじめたいけど、なにからすればいいんだー?
フリーランス・個人事業主として軽貨物の仕事が注目されています。
アマゾンフレックスなど、運送業界未経験からの独立できる働き方も増えてきています。
今回は開業して、月に売上50万円までにどうすればいいか、必要なこと、解説します。
- 軽バンでの仕事歴10年
- 長距離からウーバーイーツまで幅広く稼働
- 軽貨物のみの売上は年間500万円以上
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軽貨物開業に必要なもの、いくらかかる?
軽貨物が個人事業主のなかで、開業しやすいと思う要因の1つは「在庫を持たない」ことだと思います。仕入れも店舗もいらない、素晴らしいですね。
車を用意しよう
唯一必要なものは「軽貨物の車」です。開業時の状況は人それぞれなので、用意できる資金も様々。ただ稼ぎに直結するものなので、出来る限り車の調達に資金をふってあげる事をお勧めします。
規制緩和により「軽乗用車」でも黒ナンバーを取得することができるようになりましたが
荷物が積めないので軽貨物専業としては、現状では厳しいです。
保険に入ろう
軽貨物の車選びと並行してやっておきたいのは「保険の準備」です。個人事業主で軽貨物の事業をおこなううえでの重要な要件に「損害賠償能力」があることです。
車の任意保険は必須ですね。自家用車に比べ仕事で使う車の保険はとても高いです、よーく内容を検討して加入しましょう。
保険種類 | 等級 | 年間保険料 |
---|---|---|
乗用車用自動車保険 | 13等級 | 6万円 |
営業車用自動車保険 | 13等級 | 17万円 |
運ぶ荷物に保険がかけれる「貨物保険」も検討しましょう。
スポットの配送では必須な場合があります。
用意すべき備品
どのような仕事をメインにするかでかわってきますが、最低限必要な備品類を紹介します。
軽貨物開業には3か所に書類を提出
必要な書類はすべて各省庁の窓口でもらうか、HPよりダウンロードできます。
約款や料金表を作らなければいけなかったりちょっと面倒です、ここで紹介するやり方だと簡単に全ての提出書類がつくれますよ。
これで開業です!仕事をとりましょう
黒ナンバーの車も用意できて仕事ができますね。アマゾンフレックスなどアプリ系の仕事は、登録まで数日かかることがあります。車検証が先にあれば登録できるものも多いので、事前に登録を済ませておきましょう。
仕事のとりかたは大きな流れでこの3パターンだと思います。
運送業未経験からの開業だと、マッチングアプリから仕事をとるのが手軽で確実ですよね。
アマゾンフレックスなどマッチングアプリからはじめる
未経験からでもすぐに仕事ができて収入も得られる点が、マッチングアプリの大きな利点です。アマゾンフレックスなら翌週、ピックゴーなら即日現金収入が得られます。
ウーバーイーツや出前館も専業でやるには、売り上げの面で厳しいですが、待機時間や仕事の空いた日などにアプリさえ立ち上げれば仕事ができるので、稼働予定がなくても登録しておくといいですよ。
自分は軽貨物で登録できるマッチングアプリは、すべて登録済みです!
委託会社に登録する
委託会社に登録する場合は、条件により様々な契約パターンがあります。
仕事も時間契約のチャーターから、距離で料金の決まるスポットなど。
不利な契約をしてしまうとせっかく個人事業主になったのに、会社員より時間や報酬で拘束をうける結果になるのでよく話を聞いて納得したうえで契約しましょう。突っ込んで聞いて嫌な顔をするような会社はやめた方が良いでしょう。
業界に知り合いがいる、ツテがある人以外はマッチングアプリの仕事から初めて
業界の仕組みが見えてきてから委託会社に登録するのもよいでしょう。
【経験談】開業3ヶ月で売上50万円達成しました
最初から稼ごうと焦らずに、確実に案件をこなし余裕ができてきたら、他のマッチングサービスなどと組み合わせていきました。
自分が始めた頃は、都内でないとマッチングアプリ仕事の組み合わせは厳しかったですが、今はアマゾンも他のサービスも郊外に展開しているので、わざわざ都内まで仕事を取りに行かなくても再現できると思います。
ただしギグワークの報酬には限界があるので、量をこなすか稼げる案件を探すことが必用。
現場でも SNS等でも日頃の情報収集が重要です。
経費はしっかり把握しよう
売上が大きくても経費を使いすぎたら意味がありません。帳簿はしっかりつけて実際どのくらい利益がでて、どこに経費がかかってるか把握しましょう。無駄な動きを削減できてさらに利益を伸ばすことにつながります。
個人事業主の確定申告は超重要!「残る利益」に大きな差が出ます!
個人事業主になると確定申告も自分でやらなければいけません。日々ちゃんと帳簿つけをしていれば経理ソフトがほとんどやってくれますが、控除など税制を押さえておくかおかないかで、年度末に残る利益で大きな差がでるでしょう。
経理は年末に全振りするのではなく、事前の対策が必要ですよ。
脱サラの人は1年目の請求に注意!
会社員の時は、保険料や年金と住民税は天引きでしたが、個人事業主になると自分で確定申告して納めなければいけません。
脱サラ後1年は「会社員の頃の給与」を元に、保険料など計算されるのでかなりの金額の請求がきます。開業後に支払えるように余力は残しておきましょう。
自分の場合、半年で100万円ほど払いました...
インボイス対策も忘れずに
2023年10月からインボイス制度が開始になりました。個人事業主とってかなり影響のある事なので、しっかり理解してどう対応するか決めてください。
タイヤ交換できますか?
稼働中に突如タイヤがパンクしたらどうしますか?、荷主さんに「タイヤが交換できないので届けられません」とは言えないですよね。スペアタイヤに交換する方法は押さえておきましょう。
フリーランスに役立つ「無料ツール」あつめました
「インボイス対応の請求書作成ツール」からいざという時の「トイレマップ」まで、個人事業主で軽貨物やってたら絶対役に立つツール、まとめました。全部「無料」ですよ。
まとめ
これでバッチリ軽貨物開業できるぞー!
軽貨物開業のまとめ
- 開業のハードルが低い
- 自分のペースで働ける
- 節税すればさらに稼ぐことができる!
軽貨物の開業の準備から、50万円稼いで確定申告するまで一気に解説しました。
やることは多めに見えますが、これを参考にして一個一個進めば確実に収入を得ることができます!
最後までご覧いただきありがとうございました。それぞれの項目に深く解説した記事リンクがありますので、ぜひご覧ください。
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