N-VANは長距離が得意?
軽貨物の仕事で「長距離配送」をおこなう事が時々あります、長距離は単価も高いので人気の案件ですよね。
このブログでN-VANの良いところ、悪いところをレポしてきましたが、長距離走行こそN-VANの本領発揮といえる要素がたくさんあります。
今回は片道600kmほど走行した際のN-VAN長距離レポです。
- 2019年より軽貨物の仕事にてN-VANを使用
- 4年で走行距離は15万キロ突破
- 軽バン歴は10年、サンバー・エブリィ2台乗継いでN-VANへ
【神奈川】東名から出発です
今回の行程は、神奈川から兵庫県まで、夜に出発して朝の8時に到着する案件です。全行程で高速道路を走行、所要時間はノンストップで走った場合で7時間なので、途中休憩する余裕もありますね。
高速道路に入る前に、ガソリンを満タンにして出発です。
【新東名】ハンドルとアクセルはある程度N-VANにおまかせ
御殿場から新東名にはいったら、N-VANの運転支援システム「LKAS」と「ACC」をONにしてある程度の運転をN-VANに任せます。
80km/hで定速走行しているトラックが必ずいるので、ACCをトラックに設定してアクセル操作はほとんど行いません。
LKAS 車線維持支援システム
システムが車線(実線、破線)を検知し、クルマが車線の中央付近を維持して走行するようにステアリング操作を支援します。
あくまで支援システムなので、自動運転の車のようにハンドルは動きません。
運転者は軽くハンドルをもち、車線を意識していれば車が車線の真ん中を走ってくれるので、長時間の高速走行時にはかなりの疲労軽減になります。
ACC アダプティブクルーズコントロール
ACCをONにして速度を設定すれば、アクセル操作をしないでもその速度をキープして走ってくれます。先行車がいる場合は、設定速度内で前の車に合わせて速度を調節してついて行ってくれます。
LKASとACCのおかげで、高速走行がかなり楽になりました。自動運転ではないので車におまかせとはいきませんが、疲労度合いがちがいますね。
あくまで運転支援システムなので、合流部や混雑時など周辺に車が多い場合は、機能を使用せずに自分で運転します。
自分の場合ACCは、新東名など起伏やカーブの少ない道路でしか使用しません。
首都高や東名ではちょっと自動に任せられないですね。
【静岡】兵庫までは給油が必要です
N-VANはタンク容量が軽バンのなかでも小さく、満タンで27Lしか入りません。高速走行で大体400kmは走れるでしょうが、兵庫までは途中で給油しないと持ちません。また走るが夜なのでガソリンスタンドが営業していない可能性もあります。事前に給油する予定のSAを調べておきます。
高速道路会社のHPにガソリンスタンドの場所と営業時間のマップが公開されています。
【新名神】最低2時間にいちどは休憩を
長距離を走る時は眠気と体力温存が肝心です。調子が良くても最低2時間走ったら休憩するようにアラームをかけておきます。
N-VANの運転席のシートは肘掛けもあるし、休憩時に深く倒せば自分は仮眠もできます。
【中国道】N-VANおどろきの燃費
この運行したのは、猛暑の8月。常にエアコンをつけていたので燃費の悪化は覚悟していたのですが、 ACCの効果もあって25km/Lを上回る良燃費になりました。ACCは80km/h〜85km/hにセットしています。ガソリン価格が高騰しているので本当に助かります。
90km/hを超えると途端に燃費は悪くなります。
【兵庫】納品完了
時間に余裕を持って走ったので、納品地の手前のPAで少し仮眠をとる事ができました。指定時間通りに納品して完了です。
まとめ
走行距離 | 約600km |
使用したガソリン | 28L(約5,000円) |
高速料金 | 6,600円(深夜割引) |
N-VANで長距離のまとめ
- 車線維持支援とオートクルーズで運転の疲労が軽減!
- N-BOX譲りのシートは快適
- おどろきの高燃費で助かる!
- 給油は計画的に
N-VANで600kmの長距離走行レポでした。ホンダセンシングや燃費の部分についてはN-BOXなど他のNシリーズにも同様の事が言えるのではないでしょうか。
新東名の走行だけでも3時間程度はかかるので、その間にアクセルとハンドルを「ある程度」任せられるのは本当に楽でした。
軽自動車で窮屈な思いをせずに、長距離走行ができるのは驚きですね。
ただし、100km/h前後での高速走行で走っていたら結構疲労しただろうな、と思います。仕事でもプライベートでも長距離走る場合は、休憩場所含め「ゆとり」と「計画」が大事です。
最後までご覧いただきありがとうございます。他にもN-VANに関する記事が多数あります、お役にたつと思いますのでぜひご覧ください。